2007年11月26日

東京見物

文責:山野和人(社長)

九州の田舎に住む年老いた両親が先日初めて上京してきた。
「死ぬまでに一度は東京を見てみたい、息子が住んでいる処を見てみたい」という願いを叶えるために。

病気で体が不自由だったり足が弱ったりしているため、とても公共交通機関での移動はできないので、空港まで車で迎えに行き、自家用車での東京見物となった。

定番の東京タワーや浅草の浅草寺などを廻ったが、改めて東京は年寄りには不親切な街であることを実感した。
私自身普段は渋滞を敬遠して電車や地下鉄での移動がほとんどで、今回必要に迫られて車での移動を体験したが、そもそも駐車場自体が少ないことや、駐車場に車を止めてからの移動がいかに大変かということを痛感した。

考えてみると、東京の公共交通機関の発達による便利さや快適さを享受できるのは健常者であって、体の不自由な人がその交通機関を使いこなすには容易ではない。

さあ、これから二十年後私がそういう立場になる頃に、東京は弱者に優しい街になっているのであろうか。