文責:免出 直孝(マーケティンググループ)
数年前に上司からの薦めで「イノベーションのジレンマ (クレイトン・クリステンセン著)」を読んだことがあります。
「イノベーションのジレンマ」とは
イノベーションのジレンマとは、優れた特色を持つ商品を売る巨大企業が、その特色を改良する事のみに目を奪われ、顧客の別の需要に目が届かず、その商品より劣るが新たな特色を持つ商品を売り出し始めた新興企業の前に力を失う理由を説明したマーケティングの理論。(wikipediaより) です。
最近の事例でのよくある例えでは PS3 とWii の比較があります。
「より高性能なハードウェアの方がより深くゲームの楽しみを味わえるはずだ」という正論にとらわれて開発された(と見える)PS3
一方の任天堂は、「ゲーム人口の拡大」を基本戦略とし、「幼児からお年寄りまでが対象」「ゲーム経験の有無を問わない」 をコンセプトに開発されたWII
結果はご説明するまでもない と思います。
最近の出版状況を見ていても
「経済は感情で動く マッテオ・モッテルリーニ 」がベストセラーにランクされたり9/6発行の週間東洋経済の特集が「不確実性の経済学入門」だったり・・・
従来の、人は合理的な判断をすることを前提とした経済理論や、マーケティング理論が通用しなくなっていることを世の中全体として感じ始めているのではないかと感じます。
翻って購買システムにおいてはどうでしょうか。
「より高機能なシステムの方がより幅広い購買、深い購買ができるはずだ。」
「正論」だとは思いますが「正解」とは言い切れないかと思ってます。
やはり「使い勝手」だったり「マスタメンテナンスの容易さ」だったり、「人的サポート」だったり、
その他色々な要素の総合的な組み合わせでお客様からの評価は決まると思ってます。
何がお客様に一番喜ばれるサービスになるのかはまだ模索中ですが、お客様から評価されるサービスを目指してこれからも愚直に取り組みたいと考えてます。
