2008年05月13日

愚直に続ける

文責:山野和人(社長)

昨年あたりから会社法やJ-SOX法や内部統制絡みで、購買に関して透明性や公平性の確保という視点から弊社への問い合わせが増えてきています。

 

もう十年以上もこの事業を続けている我々から見ると、自分たちは何も変わっていないのにと、外部環境の変化に戸惑いとある種の感慨を覚えるのも事実です。

 

よく時代との歩みという言い方をしますが、はやり当時は時代より少し進みすぎていたのかとも思います。決して奢り昂ぶりではありませんがやっと時代が追いついてきたのかなという感じを持っているのも正直なところです。

 

我々はASPという特性上、事業を始めた当初からずっとお客様の声を聞き続けてきましたし、それをシステムの機能やサービスの提供に反映してきました。これは今現在も続けています。そういう意味でも我々はお客様との「取引」ではなく「取り組み」だと思っています。お客様と我々の関係は上下主従関係ではなく、対応の立場であるはずです。

そのためには我々としてお客様へどういう価値を提供できるのかを常に考えていかなければなりません。

今までもこれからも愚直に続けていく覚悟です。

2008年04月23日

文責:木村優子(カスタマーセンター)

少し前になりますが、桜の季節でしたね。

以前から鎌倉に思い入れがある私はふとまた行きたくなり、電車に乗って向かいました。
天気もよく、のんびり1時間ぐらいかけて駅に着いてみると、予想すべきでした・・・
超オニ混み!老若男女がわーっと。
それでもなんとか鶴岡八幡宮に着くと、水面に映る桜は満開・・なんだけど、人も満員!
せまい岸を埋めるようにヒトが座って、きれいなんだけどガヤガヤザワザワ。
そして皆どことなく疲れている。
桜を楽しむ感じでもなく、ああ観光地ってこんなものかー、と苦笑してしまいました。

それでもどこか残念で、境内を抜けてあてもなく歩いたのですが、学校の裏、住宅街の中
を歩いた時、見た桜が今までで一番心に残りました。
校庭の裏に植えられた桜が道にもさしかかっていて、そしてその奥は桜の街路樹が続いていました。
空が見えて、校庭からは野球の音が聞こえて、人もそれなりに歩いているのですが、広さの中に
音は静かに吸い込まれていきます。とても穏やかな空気感の中、奥まで続く満開の桜・・!
ああ本当になんて美しいんだろう、と思いました。
桜は本当に心を癒すな、と思いました。
晴れた空に広がる薄ピンクの花は、心の暖かくなる、そして元気を回復する光景でした。

普段の生活は、満員電車、緑も土も少ないオフィス街、四角く切り取られた空。
ああ、そりゃあピリピリしちゃうかもなあ、なんても思いました。

もうすぐゴールデンウィークですね。
旅行に出る方も出ない方も、ぜひ観光地やいつもの場所だけじゃなく、ふとした道の中に
素敵な光景を見つけてください。
そしてリフレッシュしてまたよいお仕事を続けていってください。

・・・その桜ではないのですが(^^ゞ・・桜の写真載せます。
桜_2008.gif
2008年04月15日

SaaSのデメリットと購買システムにおける判断基準

文責:免出直孝(マーケティンググループ)

昨日のブログで「システムを持たない」ことのメリットをご説明させていただきました。

今回は「システムを持たない」ことのデメリットと、「持つ」「持たない」の選択の基準をご説明させていただきます。

「システムを持たない」ことのデメリットを一言でいうならば、「”情報”を持っていない」ことになります。

経営的視点で見るならば「ヒト(経費として)」「モノ」「カネ」は持たなくて済むのであれば持たない方がありがたいのでしょう。しかし「情報」はなるだけ外に出したくないものです。

ところが「持たない」ことは「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」の全てを「持たない」ことであり、良いとこ取りができないのが現状です。

「システム(情報)を持たない」ことのデメリットとしては以下があげられます。

・情報を外部に預けることになる(情報漏えいの心配)
・自由にカスタマイズできるわけではない。
・ネットワーク障害があると使えなくなる。
・サービスの継続性の心配


では「購買システム」においてはどうなのでしょうか。

先日からのSaaS(システムを持たない)のメリット、デメリットを踏まえると、以下の推論が成り立つのではないかと考えます。
「購買」には大きく「資材購買」と「間接材購買」があります。

資材系購買システムは基幹としての生産管理システムの一環として扱われることが多く、それらとのシームレスな連携が求められたり、システムが止まることによる損失があまりに大きくなるため、かなりの規模の防災対策、冗長性管理、セキュリティ対策が必要となり、当然それに伴った金額のシステムとなります。
従いまして、一般的には会社におけるコア業務の一環を担う資材系購買システムは「システムを持つ」メリットがデメリットより大きいと考えます。

逆に間接材系の購買システムで資材系購買システムと同等の管理をした場合、システムの構築や、保守料などにコストとして当然跳ね返り、業務コストを削減してもカバーしきれないほどの運用負担となり、何のためにシステム化したのか分からなくなってしまいます。

従いまして、間接材系の購買システムについては「システムを持たない」メリットがデメリットより大きいと考えます。

かといって個人情報などを扱う以上セキュリティが甘くて良いわけではなく、資材系とまでいかなくても相応のセキュリティ対策は必要です。

そのため、ネットコクヨでは通常一部の部門や業務で取得されることの多いISMS(ISO27001)を全社全業務で取得し、お客様にとって「システムを持たない」ことのデメリットを最小化できるよう尽力しております。

中間の性質を持つ副資材系の購買については 中間である故 結局バランスの問題となり、お客様のポリシーによってどちらが適しているか決まります。

間接材購買において、システムをご検討いただいている方がいらっしゃいましたら是非ご相談いただけたらと存じます。

ご相談はこちらから
2008年04月14日

SaaS(ASP)のメリット

文責:免出直孝(マーケティンググループ)

※今回は長いので2回に分けて掲載させていただきます。

SaaSの導入メリットとして一番大きなものは何か と聞かれると、「システムを持たなくて良い」の一言につきると思います。

ただ、一度でもシステムを”持った(管理した)”ことのある方であれば「ウンウン」と比較的すぐ頷いていただけるのですが、経験されたことのない方には「???」となることが多いようです。

私は現在「べんりねっと」のシステム管理責任者をしておりますが、私自身実際に管理責任者となるまではその大変さがよく理解できてませんでした。

目に見える「モノ」と違って、目に見えないシステム(「コト」)を持つというのは以外と大変なことです。

システムを動かすためには一般的に分かりやすいものとしては下記があげられます。
  ・ハードウェアとしてサーバ
  ・ソフトウェアとしてアプリケーション

これは誰でも理解いただけると思います。

ただ、安心できるサービスを提供しようとすると、忘れられがちな事項としては下記があげられます。
  ・施設
   自家発電機を備えた耐震設計の建物
   入退室管理のされたサーバルームと、サーバラックの鍵管理
   バックアップの運用
   安定したシステム運用のための冗長性(機器の2重化など)管理
  ・人材
   システム運用が可能な人材
   人材の冗長化(担当の複線化)
  ・システム
   利用者の声を反映したバージョンアップ
   システム安定運用のための監視体制
   最新のセキュリティ動向を反映したセキュリティ対策
  ・カネ
   保守料(一般に購買価格の15%〜20%ほど)
   上述の施設を維持するための管理費
   上述の人材を確保、維持するための人件費
   
上記以外にも「システムを持つ」ことで発生する原価償却などの管理や、約5年周期で必要なハードのサポート切れ対応や、アプリケーションのバージョンアップ対応など、お客様の負担となる事項がかなりございます。

ここまで書いただけでもハード、ソフトに付随する目に見えにくいコストの方が実は負担が大きそうだことに気付いていただけるのではないかと思います。

ただ、ここまで書くとSaaSというのは良いこと尽くめのように見えると思います。
当然そんな良いこと尽くめであれば現時点でかなり普及しているはずであり、現在そこまで普及しきっていないことには理由があるはずです。

これからは自社でシステムを「持つ」ことと、「持たない」ことのメリット、デメリットを正しく理解いただき、納得の上で選択いただくことが重要になってくると思っております。

その選択のための材料は明日ご説明させていただきたいと思います。
2008年03月31日

第一四半期を振り返って

文責:営業3グループ 岡野

 本日で、ネットコクヨとして新年度第一四半期が終わろうとしています。
 そこで筆者として、この三ヶ月間を振り返って少し考えてみました。
 一言でいうと、クレーム時の対応で活動する事の多かった期間でした。年齢的にも立場的にも、筆者がそういうミッションで動くことを求められている事もあり、仕事とはいえ、正直気の重い活動だった事も何度かありました。
 ただ、強く感じていたのは、人が対応することの重要性です。
 クレーム時の対応というのは、少しでも速くお客様に会って直接お話をお聞きし、お客様と速く同じ温度になって誠意ある対応を考えていけば、必ず解決して行く事が出来ます。
人に会って話を聞き、色々なクレームの対応をしていくという事は、機械やシステムでは絶対にできない事です。いわば、まさに『人の対応力』が求められる活動そのものです。

 実は、電子購買システムについても、同じことが言えます。
 システム化や機械化がいかに進化したとしても、100%の自動化は困難です。どこかに必ず、何%かは人に求められる業務や対応が存在します。
その何%かの『人の対応力』が、実は極めて重要で、お客様が100%満足できるか出来ないかの鍵になっていると思います。
 もしかすると、この『人の対応力』が素晴らしければ、システムそのものの性能よりもずっと高い満足をお客様に感じて頂けるかもしれません。ともすると、インターネット上で、メールだけの無機質なやりとりになりがちだからこそ、逆に『人の対応力』を重要視するべきでは?と考えました。

 やはり、最後は『人の対応力』が重要なのかなと気付きつつ、筆者は、明日からの第二四半期に臨もうと気持ちも新たにした次第です。